課題 | 情報共有 |
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最初に威力を発揮したのはトーク機能だ。台風時にはスタッフ全員にトーク機能で台風警戒指令を送信。これまでの煩雑さがなくなり、スタッフとの素早いコミュニケーションが可能になった。またLINE WORKS with KDDIの進化した既読機能により、既読していない人がひと目でわかるようになり、伝達漏れも防げるように。そのほか担当地域によってスタッフを分けたグループトークを行い、より緊密なコミュニケーションを取れるようになった。
もうひとつ大きく役立っているのが共有カレンダー機能だ。個人のスケジュール管理はもちろん、自分のスケジュールをグループメンバーに伝えることができ、部署や担当者間での細かいスケジュールの把握が可能になったことで毎日の会議やミーティングを減らせたという。また、安全意識の高揚を目的とする恒例の「安全衛生大会」でもLINE WORKS with KDDIのアンケート機能を使って標語を決めた。
電気技術者の西貴文係長は「現場のスタッフは外勤が多いので、情報の共有が課題でした。この機能を取り入れてから素早く情報を共有できるほか、記録性もあるのでこれまでのようにメモをとらなくても記録に残すことができ、スムーズに次の業務に移れるのがありがたい」と話す。
厳重な情報漏えい対策機能のほか、スマートフォンに他のアプリをダウンロードできないような制限も設けられているため、セキュリティーも万全だ。今後、協会では災害現場での対応や外国人とのコミュニケーションなど情報通信技術を使った業務展開を積極的に導入したいと考えている。
情報技術の導入は避けて通れません
理事 富山 秀世
「台風接近の際はスタッフ全員と素早く情報が共有できて重宝しました。今後は電気保安業務でも情報通信技術の活用が進むと考えています。
情報共有の迅速化や業務中の安否確認など幅広い分野で応用が進んでくると思うので、私たちも研究を進めなければいけません。
今後はさまざまな分野で情報通信技術の導入が避けて通れません。その流れについていけるよう日々勉強を重ねることも大切ですね。」
(オキナワグラフ2018年8月号掲載記事より抜粋)
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