琉球海運株式会社

  • RORO船 かりゆしⅡ
  • 次世代通信「Starlink Business マリタイムプラン」が海上の業務効率化と働きやすい船内環境を実現

    琉球海運株式会社

    導入サービス

事業内容

・海上運送事業
・貨物利用運送事業

「夢とくらしと文化をはこぶ」をモットーに、1950年の創立以来、海に囲まれた沖縄にとって欠かすことのできない海上運送サービスを提供。
また、関連会社との連携で陸上輸送も請け負うほか、総合物流企業としてワンストップサービスを実現させるために、県内にロジスティクスセンターも建設、稼働させている。

Webサイト

課題

  • 海上輸送時の陸上との連絡手段は衛星電話・FAXのみ。業務連絡やトラブル対応に時間と手間を要していた。
  • 船内の労働環境改善に向けて、快適に利用できる通信環境が求められていた。

解決

  • 高速・低遅延のStarlink マリタイムを利用し、業務の円滑化・効率化を実現。
  • 陸上と同様、海上でも家族との連絡やSNS、動画視聴が可能になり、乗組員の満足度が大幅に向上。

動画で事例内容をご覧いただけます。(4分)

「夢とくらしと文化をはこぶ」。お客さまを大切に、地域社会に愛される企業を目指す。

琉球海運株式会社様の事業について

角氏:沖縄は島しょ県です。そのため、貨物の輸送はその多くが船によって行われています。我々、琉球海運はお客さまを大切に、貨物を運ぶだけでなく、地域社会と連携を取り、企業活動を通して地域社会へ貢献することを使命と考えています。「夢とくらしと文化を運ぶ」。これが、琉球海運のモットーです。

常務取締役 兼 船舶部部長 角 善晴 氏

業務効率化や社員の福利厚生の一環としてStarlink マリタイムを導入。

Starlink マリタイム導入のきっかけ

杉本氏:今の時代、連絡が取れない状況が何時間も続くというのは業務遂行上よくないですし、私生活においても、通信環境というのは重要なインフラの一つとなっています。海上でも通信できるサービスについては、以前から何度か検討する機会はあったのですが、コストの面で課題がありなかなか導入が実現しませんでした。そうした状況の中で、Starlink マリタイムのサービスを知り、物理的な設置のしやすさや予算にも見合う価格が導入の決定打となりました。
また、乗組員は一度海に出てしまうと家族や友人と連絡が取れない状況に置かれます。社員満足度の点から考え、この環境は改善が必要だと感じました。そこで、福利厚生を充実させることで乗組員の船内生活を豊かにし、制約の多い労働環境のイメージの変革、そして今後の採用活動に繋げたいという想いがありました。

船舶部 杉本 裕哉 氏

船舶に設置されたStarlink マリタイム

Starlink マリタイム導入後の効果

潮平氏:今までは、出港時に本社へ出港証明書をFAXで送っていたのですが、FAXが届いたかどうかの衛星電話による確認が必要で、二度手間となっていました。Starlink マリタイム導入後は、海上でのデータ通信が可能となったため、メールを1本送るだけで報告が完了でき、業務の効率化を実感しています。海上でトラブルが発生しても、写真や動画で状況を本社へ迅速かつ正確に伝えることができることも双方の安心につながっていると思います。またプライベートでは、家族とSNSでやり取りをしたり、ビデオ通話で子どもの顔が見たりできるようになったのは嬉しいですね。船上で過ごす時間がとても快適になりました。

甲板部 三等航海士 潮平 賢史朗 氏

松元氏:これまでは船が出港した後に通信環境が整っておらず、インターネットでのちょっとした調べ物もできませんでした。現在は、海上波浪図や船舶の統制など、海上でもリアルタイムに情報収集できるようになったことは非常に便利ですね。また、業務時間外の過ごし方も変わりました。これまでは録画したテレビ番組や船内に持ち込んだDVDを視聴していましたが、今はスマホで好きな動画を見ることができで、船内生活も充実しています。

甲板部 甲板員 松元 椋矢 氏

Starlink マリタイムご提案の経緯

諸見里:琉球海運様より船内でのWi-Fi導入についてのご要望を伺い、Starlink マリタイムであれば海上でも問題なく高速で安定した通信環境を提供できると考え、ご提案させていただきました。船内LANの充実により船内での過ごし方を快適にできると感じましたし、それにより従業員の満足度を上げることにもつながると思いました。船の運航時に業務を効率的に行うことや、それによって経費の削減の可能性も考えられました。
Starlink マリタイムの仕組みを簡単に説明すると、約6,000機の低軌道衛星を飛ばすことにより衛星基地を作り、大容量でタイムラグの少ない衛星インターネットアクセスを実現しています。Starlink マリタイムの機器は一枚の板のような形状をしており、設置するのにさほど大きなスペースは必要なく、設置作業自体もとても簡単です。設置後は、そのほかのWi-Fiと同じで、アドレスを指定してパスワードを入力するだけで使えます。Starlink マリタイム導入に関わる物理的な作業がとても手軽であることも、導入のしやすさの一つだと思います。

沖縄セルラー電話株式会社 ソリューション営業部 諸見里 真俊

Starlink マリタイムの活用で、安全・高品質サービスの提供と社内のDX化を推進

琉球海運株式会社様の今後の展望

角氏:お客さまの貨物を間違いなく、確実にお届けすることは私たちの使命です。会社が一丸となってそうした業務に取り組むために、社内コミュニケーションは欠かせません。安全運航は当然のことですが、万が一船内でトラブルがあった場合にも、Starlink マリタイムを活用して船舶部と営業部が常に連携をできる環境を整備することはお客さまサービスの向上にもつながります。また、Starlink マリタイムでDX化を推進し、業務効率化や消費燃料の最適化なども実現していけると考えています。

※掲載された情報は、取材日当時のものです。

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