HY SKY Fes 2024
沖縄テレビ放送さま
導入サービス |
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HY SKY Fes 2024
概要
「今を生きる子供たちに、何かステキなきっかけを作りたい」というHYの想いを体現した音楽イベント。
世界一クリーンなフェスを目指し、HYメンバーと参加者による「HeartYクリーン活動」も行われている。
県内外で活躍するアーティストの音楽に加え、アスレチック遊具や学び・発見を得るワークショップなど、子どもたちが楽しめるコンテンツが満載。
家族みんなでキャンプやBBQも体験でき、大人も子どもも一緒になって楽しむことができる。
また、子どもたちの夢のきっかけ作りとなる「with Children企画」と題するプロジェクトを実施したり、
聴覚・視覚に障害がある方向けの字幕サービスとライブ映像サービスを導入し、障がいのあるなしに関わらず幅広い方が参加できるような取り組みを行っている。
沖縄の青い空の下で太陽と音楽を思いきり浴びながら、家族や大切な仲間とみんなで作り上げる、やさしさと魅力にあふれたフェスとなっている。
阿佐慶 氏:「HY SKY Fes」は沖縄出身のアーティスト「HY(エイチワイ)」のみなさんが地元のうるま市でスタートさせた音楽イベントで、弊社は第3回から携わらせていただいております。第5回となる「HY SKY Fes 2024」では、前夜祭+DAY1、DAY2の計3日間で2万5000人の来場者数を記録しました。
「今を生きる子どもたちに、何か素敵なきっかけを残したい」というHYさんの想いを体現したイベントで、今をときめく県内外の豪華アーティストの音楽に加え、家族で楽しめるキャンプサイトやワークショップなども同時開催しており、親子や世代を超えてみんなで一緒に楽しめるというのが大きなコンセプトになっています。
そしてもうひとつ、「世界一クリーンなフェス」というコンセプトがあります。フェスのプログラムの一部としてもクリーン活動が組み込まれているのですが、HYさんは会場作りの準備期間から始まり、フェスが終わった翌朝にもメンバーみなさんで会場でのゴミ拾いを行うなど、「来たときよりもきれいにしてお返しする」というのを徹底されています。
そういった「HY SKY Fes」のコンセプトは年々浸透してきており、出演していただいたアーティストや県外から参加されたスタッフの方たちからも「こんなに温かい雰囲気のフェスははじめて」「全国探しても他にない唯一無二のフェス」といった嬉しいお声をいただくこともありますね。
川上 氏:「HY SKY Fes」ではみんなで楽しめるというコンセプトから、昨年より聴覚・視覚に障害がある方にも音楽を楽しんでいただけるよう「ACCESSIBILTY SERVICE(アクセシビリティ サービス)」を実施しています。聴覚に障害がある方のために、演奏される曲の歌詞やアーティストのMC、場内アナウンスをリアルタイムで文字情報に変換して提供する字幕サービスや、弱視や見え方に障害のある方のために、ステージの様子を手元のタブレットで見ることができるライブ映像サービス、車いす利用の方もご覧いただきやすいように少し高さのある場所をご用意する、といった内容です。
その中の字幕サービスでは、リアルタイムで話した言葉を変換しタブレットに表示するため安定した通信を確保できる環境が必要なのですが、大勢の人が集まるフェス会場ではどうしても通信が不安定になってしまい、時間帯によっては遅延が発生したり字幕が止まるなどのトラブルが発生してしまうことがありました。
そこをどう改善していくかというのが今回の課題としてあったときに、以前弊社の報道番組で取材させていただいたことのある「Starlink Business」を使用することで、こうした懸念が解消されるのでは、と思い沖縄セルラーさんへ相談させていただきました。
リアルタイムの字幕でMCを表示
川上 氏:鑑賞サービスは2日間で20〜30名ほどの方に利用していただいたのですが、おかげさまで懸念していた通信の遅延が解消され、お客さまはリアルタイムで表示される字幕を見ながら会場のみんなと一緒に音楽を楽しんでいる様子でした。実際に現場で見ていても、鑑賞サービス用テント内であればタイムラグを感じるようなことはありませんでしたね。
開催後に実施したアンケートでは「こうしたイベントへの参加はあきらめていましたが、鑑賞サービスのおかげで参加して楽しむことができました。来てよかったです」という回答がありとても嬉しかったですし、「Starlink Business」を活用したことが来場者の満足度と直結したことを実感しました。
また今回は鑑賞サービスと併せて、物販の決済エリアでも「Starlink Business」を運用しており、キャッシュレス決済を使用したいというお客さまのニーズにもしっかりと応えていくことができました。
川上 氏:実は沖縄セルラーさんに相談するタイミングがフェス開催に向けてかなりギリギリのタイミングだったのですが、担当の諸見里さまを中心に事前の打ち合わせや会場下見を丁寧に行っていただき、前夜祭での機器設置から本番まで不安なく臨むことができました。弊社が行ったことといえば、機器の設置スペースについて運営会社や施工会社に連絡して共有するぐらいで、ほとんどこちらの負担なく進めていただけてありがたかったですね。
開催期間中も常駐でサポートしてくださり、現場スタッフと直接コミュニケーションを取りながらご対応いただいたので、なんの問題も無くスムーズに運用することができました。
また「Starlink Business」は想像していたよりも機器自体が非常にコンパクトで設置スペースが小さくて済み、今回のようなライブ会場でも視界が遮られることなく設置することができるので、他のイベントでも扱いやすそうだなという印象を受けました。
川上 氏:今回のような人が大勢集まるイベント会場ではやはり通信に関して課題があることが多いので、そういったシーンで活用していきたいというのと、今後はキャッシュレス化も進んでいくので決済エリアでの活用も見込めるかと思っています。
また弊社は放送に関わる会社なので、報道取材や番組で遠隔地など様々な場所から中継を行う機会が多々あり、そういった電波通信が重要な場面や設置場所が限られるような場面でも「Starlink Business」を活用することで、現状よりさらに一歩進んだ取り組みが行えるのではないかと模索しているところです。
諸見里:今回はフェス会場での通信に関する課題解決のため、携帯電話とは別のインターネット回線として衛星通信が使える「Starlink Business」をご利用いただきました。
「アクセシビリティサービス」と「決済サービス」の2箇所に機器の設置を行ったのですが、どちらも見晴らしがいい場所でしたので、事前の検証でも特に不具合なくスムーズに設置することができました。
ただ、屋外フェスで2日間を通しての運用というのが弊社でも初めての試みだったため少し不安があったのですが、お天気にも恵まれ問題なく運用することができました。どうしても衛星通信だと大雨の場合多少の影響は受けてしまうので、当日まで天候はとても気がかりでしたね。
今回は前夜祭の日に設置作業を行ったのですが、1時間もあれば設置から動作確認までを終えることができるので、かなりスピーディーに作業が完了できるという点も「Starlink Business」の強みかなと思っています。
諸見里:さきほどの川上さまのお話の中で、アクセシビリティサービスを利用された方から「普段なら行こうと思わなかった音楽フェスに行くきっかけになった」という声をいただいたとお伺いしました。まさにそういった、”お客さまの価値を新たに生む”というところが弊社が提供できる価値なのかなと考えております。
これからも弊社の本業である「通信」のサービスで、お客さまとその先の利用者さまの新たな価値を生み出すサポートをしていければと思います。
イベントや災害時にも活用 最新通信技術「Starlink」(沖縄テレビ)2024/4/9 (youtube.com)
※掲載された情報は、取材日当時のものです。
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